綿密な調査をせずにバージョンアップしてしまったのが悪いのですが、OSX を Mavericks にしてから Xcode4.6.3 が起動しなくなってしまいました。結果から言うと、Xcode の動作環境に Mavericks が含まれておらず、Mavericks では起動しないことがわかりました。
(ちょっと訳がありまして Xcode4.6.3 を起動しなければならない理由がありました)
Mavericks で Xcode4.6.3 を起動すると、最初に表示されるファイル選択ダイアログで何かをクリックすると画面が消えて、エラーメッセージが表示されます。運が良ければプロジェクトを開くことができたりしますが、時間の問題で画面が消えます。
xcode_abort_message.png
エラーメッセージにはAppleにレポートを送信する機能がついているようで、「レポート」ボタンをクリックするとログを見ることができます。ログには以下のような記述がありました。

(略)IDEiPhoneSupport.ideplugin\U201d could not be loaded. The plug-in or one of its prerequisite plug-ins may be missing or damaged., NSUnderlyingError=0x40029da00 \”The bundle \U201cIDEiPhoneSupport\U201d couldn\U2019t be loaded because it is damaged or missing necessary resources.\”

意訳すると「IDEiPhoneSupport.plugin ファイルが存在しないか壊れていて読み込めない」と書いてあります。ログ内に書かれている情報を頼りにファイルが存在している場所を確認してみましたが、IDEiPhoneSupport.plugin ファイルは存在していました。(壊れているかどうかは、わかりませんでした)
また、このファイルはiTunesでインストールされるファイルだから、iTunesをインストールし直した方が良いとう情報がありましたので、iTunesを削除し、iTunesサイトからダウンロードしてインストールし直してみましたが、解消しませんでした。
XcodeとiTunesのインストールの順番かもしれないと書かれているサイトもありましたので、両方削除して両方インストールしてみましたが、変わりませんでした。
Xcode4.6.3 は Developer Center からダウンロードすることができますが、そこには下記のように書かれています。

Xcode 4.6.3 requires OS X Mountain Lion or OS X Lion.

私の場合は、運良く Mavericks へのバージョンアップを行なう前に TimeMachine にバックアップを保存してありましたので、そこから戻すことができて、無事に復旧しました。(調査等に結構な時間を使ってしまいましたが。。。)
結局、Mavericks では Xcode4.6.3 は起動できないということがわかりました。もし、Xcode4.6.3 を使い続けなければならないという理由があるのなら、Mavericks にはしないことをお勧めします。

カテゴリー: 開発関係

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